こんにちはこんばんわ、えるです
さむい。1月ごろから冬も本気出してきてくるなー
昼間日が当たってる時すらも、めっちゃさむい
部屋を暖かくして、アイス食べるのも美味しくて冬の醍醐味って感じに思えます。
温かい中で、怪談なんてどうでしょうかw
今日も読んだ怪談本の記事を書いていきます!
「怪談禁事録 ハカが見える」著:営業のKです
「怪談禁事録 ハカが見える」著:営業のK
ほんとおもしろこわかったです!!
過去作も読了してると思うのですが、今回もかなりおもしろかったです。
怪談をよく聞いたり読んだりする人にもおすすめできる良本です!
内容的に、どうやってお話を聞いてるのかほんとに気になる
全25話で構成されていてひとつのお話が厚みがありイメージしやすくて怖かったです。
ハズレの本だと結構読みづらかったり、口頭で話してるような文章でイメージが難しかったりするのもあります
著者お話は、毎回読みやすい文章で、想像しやすいのでとてもおすすめです
本を読んで気に入ったお話
「題」スナックにて
-あらすじ-
俺が怪談を書き始めた当初、怪異ネタの多くは片町の某スナックで仕入れていた
色んな人生を歩んできた多種多様な人たちが常連客として訪れるそのスナックでは、
仕事先や知人友人からは決して聞けないような危ない話をたくさん聞かせてもらった。
ただ俺にはもう1軒、怪談収集のために訪れていたスナックがあった・・・
[感想]
えっ!っとおもうようなお話で、第1話目でとても怖かった
話の内容がだめなのか、禁句があったのかともおもったけど内容がだめ
内容に何かが宿ってしまっているってことだけど、それってなんなんだろう。
言霊で対象をどうにかできるってすごいよな
人に伝わることがない話
「題」降り続く
-あらすじ-
それまで住んでいたマンションから一念発起して、一戸建てに引っ越してきた矢先のことだった
熱帯夜が続き寝苦しい夜を過ごしていたこともあり、毎晩風通しがよくなるようにと
二階の窓はすべて開けたままにして眠っていた
天気予報でもずっと晴れが続いており、雨がふる心配など微塵もなかった
そんな夜、彼は突然降り出した前の音に目を覚ました・・・
[感想]
めっちゃ不思議なお話だけど、自身の身に起こっているとおもうとめっちゃこわい
どうしていいかわからないし、家で起こってるので逃げられないし
なんで起こってるのか全く想像できない
何が降り続いているんだろう・・・・
ほんとに水が降っていたのか疑問に思う
屋根裏にあったのはなぜなのか・・・
「題」天使の素顔
-あらすじ-
坂崎さんは一年ほど前に職場の同僚と結婚した
しかし今現在は転勤のため地方に単身赴任、夫婦別々に暮らしているのだそうだ
さぞかし寂しかろうと思ったのだが、彼はとんでもないと首をふる・・・
なんとその転勤は彼が希望したものであり、会社に無理を言って、できるだけ遠くの支店へ転勤させてもらったのだという
[感想]
すげーーこわい
人怖なのかなと思ったけど、心霊要素もあってこわい
むしろ心霊要素と合わさってるのがおそろしい。
憑く場合とつかない場合があるのは、なんでなんだろう。
ホント不思議に思う。憑く側に霊感とかそういうのがあったからなのかな。
大事な人が、孤独になるようになってしまうのがなんか切ない
「題」上を向いて
-あらすじ-
数年前に事故で生死の境をさまよった彼は、それ以来、視たくないものが視えるようになってしまった
それはビルの陰から顔を覗かせていることもあれば、普通に夜道を歩いていることもある
彼に言わせれば、繁華街を100メートルほども歩けば、必ず1人は人間ではないモノが人間に混じって歩いてくるそうだ
[感想]
怖い。霊感とかないから、見えないけど
霊が視えるのが人からすると、普通の人間と同じように視えるらしいけど
視力が悪い人がメガネとか外しても、霊の場合だとはっきり視えてしまうらしい
目が合うとつきまとわれるっていうのがこわい
「題」聖母
-あらすじ-
吉村さんが結婚したのは、今から10年前である
相手は同じ会社の玲子さん。笑顔が素敵な女性だ
朗らかで前向き、仕事も丁寧でミスがない。
上司や同僚からの信頼も厚く、彼女を寿退社させる吉村さんはかなり恨まれたほどだ
その玲子さんが、最近になって妙な行動を取るようになった。
おかしくなるのも無理はない・・・
[感想]
おかしくなっていく経緯がほんとに悲しい・・・
誰だっておかしくなる可能性が、あるだろうと思える理由だ
でも話が進むに連れて、絡まりあった糸がお連れて行くことになる
なんでこんなことになったのか、どうしたらいいのかと考えてしまう。
優しい性格が災いしてしまうのかな。なんとも言えない気持ちが湧く怖い話
「題」ルール
-あらすじ-
自ら好んで事故物件に住む人は意外と多い
もちろん、安い賃貸で快適な部屋に住めるから
流石に殺人事件の起きた部屋は避けるかも知れないが、自殺があった場所であろうと孤独死が出た部屋であろうと、お構いなしに住んでしまえる人たちはいる
彼らは事故物件を掘り出し物と思っているので、わざわざ探してきてこれ幸いとそこに住むのだ・・・
[感想]
人がなくなってない場所を探すのも難しいのではとは思える。
老人のほうが増えてるから、ある意味しょうがない。
私物がそのままになっているって物件の話よくでてくるけど、ほんとにあるんだなーって思う
色んな怪談本にあるから、実在しているんだなって確信を得られるなー
私物がある物件の場合は、大概良くない結果になるなーってカンジダ
「題」止まった時計
-あらすじ-
これは保科さんがカラオケ店に勤めて居たときの話になる
従業員の中にシングルマザーのMさんという女性がいた
彼女はとても働きもので、他の誰よりも献身的に働いてくれる模範的な従業員だった・・・
[感想]
こわい話なのは、もう当たり前なんだけど時計が止まるのはなんでなんだろう。
とても興味深いお話だなぁって思う。
時間を止める=生命を止めるなのかなって思ってしまった
シングルマザーってのが関係しているのかなって思ってしまう・・・
携帯の時計すら止まるって、ものすごい不思議
なんか後味悪い怖い話
怖い話がてんこ盛りで、とても良い怪談本でした
読み進めるのが楽しくて、どんどん読んでしまいます
後半に行くにつれて、どんどん怖くなって行くが読み終わるのが寂しくなります
偶に出てくるAさんが過去作にも出てきて、いいキャラだなーって思えますw
題名にも使われているハカに関係しているお話も、もちろん存在しています
めちゃくちゃ怖い話。
なんでカタカナでハカなんだろうって思うのとともに、どういう意味なのだろうって探求心をくすぐられる
今回も抜粋させて頂いたお話は、基本的には本の最初の方のものです
個人的にこのご本で1番気になったお話が「七センチの隙間」というお話
これがめちゃくちゃ怖いし気持ち悪いお話だった
冒頭に注意喚起が書いてあるが、話がものすごいインパクトだった。
是非実際に、読んで確かめてほしい。
イメージしながら読んだので、ものすごい頭の中に残ってしまった。
ものすごい強烈なお話なのでぜひ読んでほしい。
今回のご本が気に入った方は是非過去の作品も是非手にとって読ん無事がおすすめ!
次本もとてもたのしみです。
以上
最後まで読んでありがとうございます。
過去の著【闇塗怪談 消せない恐怖」著:営業のK】
他にも【怪談本「絶厭怪談 深い闇の底から」著:つくね乱蔵】
【怪談本「暗黒百物語 骸」著:真白圭】
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それでは~~~~~
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