こんにちはこんばんわ、えるです。
12月なに日中すごいあったかかったなー
過ごしやすい日だったわw
1年の終わりがこんな日だといい感じで、1年終わりそうですね
そんな心地いい日に、読書はどうでしょうか。
今日は怪談本の記事を書いていきます
「暗黒百物語 骸」著:真白圭です
著者さんの他の本も記事にしているので、ぜひどうぞー
感想
今回のご本楽しかったのですが、前回まで読んだ著者のご本の中と比べると文章の書き方とかも違うように感じました
他のご本と同じように色々なジャンルがあって楽しめますが、少々落ちが弱いのではないかなと思える
お話があって、個人的には物足りなかったかなと思いました
全体的には、物足りない印象でしたが個別のお話で気に入ったのがあるので
ご紹介していきます。
お気に入りの話
・セブン
福田さんは子供の頃、よく熱を出す子供だった
「今は丈夫になったけど、小さい頃は身体が弱くてね。
おふくろは、アンタは熱を出すたびに寝込んで、わけのわからんことを喚いとったなんて言うんだ」
幼かった福田さんは、熱で魘されると「セブンが・・・セブンが来る。怖い」と妙なうわ言を吐いては母親を心配させたのだという
・踏切 その1
浦辺さんが長年暮らした家の近くには、事故の多い踏切があった。
実際、彼自信も何度か人身事故を目撃したそうだ
「本当に厭な場所でね。事故が多いのはわかっているのに、鉄道会社も対策を打たなくて年に4.5回は人死にがあったんじゃないかな・・・」
・踏切 その2
件の踏切では飛び込みだけではなく、列車と車の接触事故も多かったという。
過去には、大きな衝突事故も起こしているらしい。
「昔はマニュアル車が多かったからね。エンストして、ぎりぎりでエンジンが再始動するなんて場面によく出くわしたよ
遮断器もちょくちょくおられていたっけ」
彼が言うには、特急列車が通る時間帯に限って、車が立ち往生するのだという・・・
・夜鳴きそば
友人の上谷が4.5年程まえに体験した話だ
彼が住むマンションの近所には、たまに1台の屋台ラーメンが着たのだという。
いわゆる「夜鳴きそば」と呼ばれる移動式の店舗で、60過ぎと思われる男性が1人で営業していた
上谷は、そこの常連客だったのである・・・
・鮫とウツボ
とある漁師町で旅館を営むサチさんが、子供だった頃の話だ
彼女のお父さんは戦後すぐに、小さな漁船を手に入れ長いこと漁師をされていた。
仕事に厳しくめったに人と馴れ合うことのない寡黙な人だったという。
ある晩のこと、いつもよりも遅く帰宅したお父さんが無言で居間にあがった・・・
・千里眼 その1
「うちの母ってね、千里眼なのよ。ものすごく霊感が強いのね。」
先日居酒屋で知り合った藤崎さんが、自身の体験を話してくれた。
「高校のときね、母に学校にA子さんっている?って聞かれたの」
A子さんは、最近知り合いになったばかりの子だった
もっとも、彼女とはまだ親交が浅く、一緒に遊んだこともない。
「あんた、その娘と付き合うのはやめなさい・・・」
おすすめの話の感想
・セブン
題名から全く想像できなかったお話だった。
読むとあーなるほどってイメージできて、とても上手い表現だなった思った
実際体験者さんから、聞くとうわっ!って思う怖いお話。
著者の本は一発目のお話が、とてもおもしろく掴まれる
・踏切 その1
踏切といえば、よく聞くお話だった。
けど、オチに向かうまでの表現がとても、いい流れで進んでいくのでお話がおもしろい
そして実際に踏切で見たものは、なんだったんだろう。
踏切ってなんでこんなになるんだろう。
磁場がって言う話もあったように思うが、科学的な根拠ってないのかな?
・踏切 その2
その1の続きのお話だが、その1で出てきたものと違うものが出現している。
地縛霊って言えるのかな。
悪意満々の女性が現れるのは、こわいなー
笑い声や顔の表情まで、記憶に残っているのも不思議だなと改めて思う。
風を振動して声が伝わるから、現実に存在しているのかな。
・夜鳴きそば
実際のラーメン屋さんで起こった事件を想起させるお話である。
しかしなんだったんだろうな。ラーメンが入っていた器どうしたんだろう。
チャルメラが外でなるというのは、時代を感じるなー。
このラーメン屋さんは、どういう霊なんだろう。ラーメンを食べてもらいたい霊??
・鮫とウツボ
稲川淳二のうなぎ?のお話を思い出した。
巡り巡って、指輪が戻ってきてるなんてどういう確率なんだろう。
それこそ天文学的な数字なんだろうと思うけど、実際におこることもあるんだというのが不思議だ。
結末こそ戻ってきていいお話に感じるけど、なんか不気味なお話に感じた。
・千里眼 その1
もすごい不思議な話。
千里眼って聞くけど、実際にそこまで見えるんだって思う。
その2の話も続きとしてあるのだが、更に不思議!
不思議すぎる。実際に本人はどのように見えるのだろう。
千里眼って霊感が関係あるのかな?もはや違うちからナノではないのかなって思う
もっと色々話聞いてみたいなーって思う。
今回も真白圭さんの著書を読み記事にしました
著者の過去作を追いかけて、読んだ本だった。
全体的にみると、少し物足りなかった
以前まで読んだご本と比べると、文章が違っているように感じました。
既に読んだものを振り返ると、すごい言葉を厳選して伝わるように考えられていたように感じる。
話の一つ一つをみると、とても興味深いお話や怖い話があるのはよかったです。
生米というお話があるが、戦争経験者の方のお話が心に残る。
すごい後遺症だなと思うけど、絶対人に話したりしないお話なんじゃないかなと思った。
おすすめしたいお話もまだ結構数があるのだが、本の前半に乗っているものを中心に集めました。
実際にお手に取って読んだ際に楽しみを奪ってしまうのは申し訳ないので
以上
最後まで読んでありがとうございます。
他にも【怪談本「絶厭怪談 深い闇の底から」著:つくね乱蔵】
【「闇塗怪談 消せない恐怖」著:営業のK】
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それでは~~~~~
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