こんにちはこんばんわ、えるです。
元thee Michelle Gun Elephantで、現The Birthdayのチバユウスケさんが2023年11月26日に亡くなりました。
残念でもうあの声と新しい曲が聞けないのが、寂しいです。
LOVE ROCKETSがめちゃくちゃかっこいい曲で、収録されるであろうアルバムが楽しみでした。
ミッシェルは未だに、アルバムを聞いたりする大好きなバンドの一つです。
心からご冥福をお祈りします。
アベと会ってお酒を飲んでたのしい話をしたり音楽を奏でているのを祈ります。
The Birthdayのライブを見たことあるのですが、めちゃくちゃかっこよかった。
チバさんを偲んで再放送されたり曲をかけたりしてますね。
今日は私が大好きな、細美武士さんのラジオがチバさんとのエピソードを語っていました。
ELLEGARDENのメンバーも集まって話しています。
ラジオは過去の放送を残しておくことができないので、文字起こしをして残してみようと思います。
よかったらミッシェルやThe Birthdayの曲を聞きながら、読んでみてください。
bayfm「Hedgehog Diaries」
細美武士(ELLEGARDEN,the HIATUS,MONOEYES)
-OP-
細美:
こんばんわ、bayfm「Hedgehog Diaries」細美武士です。今週も収録でお送りします。
収録している現在は、12月5日火曜日午後16時10分をまわったところで収録を開始しております。
今日はですね~、ELLEGARDEでリハーサルスタジオに入っていてですね。先々週に引き続きメンバー4人でお送りしたいと思います。
自己紹介お願いします。
生形:ELLEGARDENギター生形真一です。お願いします。
細美:お願いします。
高田:ベースの高田雄一です。お願いします
細美:お願いします。
高橋:ドラムの高橋です。よろしくお願いしまーす
細美:よろしくお願いしまーす
細美:えーまぁ、早速なんですけど
生形:はい
細美:えーと、収録している今日、火曜日に「thee Michelle Gun Elephant」
そして「The Birthday」「ROSSO」のチバさんがね、
亡くなったことがニュースで発表されてみんなも聞いてると思うんですけど。
メールもたくさんみんなから頂いてて
生形:はい
細美:まぁチバさんとの思い出とか、どういう人だったかみたいな話が聞きたいという話が沢山きてて。
まぁそれを話したいというよりは、なんか今日ほかのことを話す気には俺があんまならないと言うのもあるし。
なんか最初のほうでチバさんの話をして、後半で普通に別の話題を楽しそうにするっていうのも俺は多分、できなさそうなので
今日はチバさんとの楽しかった思い出とかなんかそういう話を、メンバーみんなできたらいいなと思ってるですよ。
ただその亡くなった人の話を楽しそうに話したりすることも勿論あると思う。でそれで不快になられる方がいたら申し訳ありません。
最初から謝っておきます。
まずその「ELLEGARDEN」と「ミッシェル」って
生形:はい
細美:なんかそれなりに縁がふかいんだよね
生形:そうですね
高橋:うん
細美:まず音響の佐々木さんが「thee Michelle Gun Elephant」も「エルレ」もずっとやってくださっている。
生形:はい
細美:もちろん「The Birthday」もやっててですね
生形:はいはい
細美:その辺の繋がりから話しして行きたいと思うんですけど
細美:なんか俺がよく覚えているのが、エルレを組はじめのころ、
まだ高橋が正式にドラムじゃなかった頃にうぶの車の中でどんな音楽をやっていきたいかみたいな話したときに
うぶが俺に、細美さんこの曲をちょっと聞いてほしいですよっていってかけたのが
「thee Michelle Gun Elephant」の「ゲット・アップ・ルーシー」だったんだよね。
生形:はいはい、「ゲット・アップ・ルーシー」ですね。
高橋:へぇ~~
細美:あれをかけてで、ガレージっていうジャンルなんですけど、
めちゃくちゃかっこよくてって聞いて、
俺もそこでめちゃくちゃ衝撃を受けてそれが最初の出会いだったんだけど
生形:なるほど
細美:覚えてる?それ
生形:覚えてます覚えてます。あの、細美さん好きな音楽
細美:うん
生形:で、俺は俺の好きな音楽をこう、当時よく聞いてもらってたのは覚えてますね。
3人:うん(相槌)
生形:ミシェルってやっぱり10代終わり頃だよね。
終わり頃にいきなり出てきた印象があって
細美:うん
生形:世間的にもどんどん人気が出てきた時期で
細美:うん
生形:その頃に俺は細美さんにこんなバンドやりたいんだって
細美:うん
生形:渡したのは覚えてますね
細美:うん、だから1作目のさー
生形:うん
細美:なんだっけ。「stupid」の後かな。
「DONT TRUST」かなんかの時に。
※「stupid」ELLEGARDENの1stEPのELLEGARDENの2曲目の曲
※「DONT TRUST」ELLEGARDENの1stALBAM
生形:うん
細美:音がめちゃめちゃ歪んでて
高橋:はいはい
生形:うんうん
細美:あのガレージサウンドになってるのは、実はthee Michelle Gun Elephantの影響。
生形:はい
細美:こういう音にしてみたいっていうのはあったんだよな
生形:そうですね。
細美:元々ね
細美:まあ、いろんなエピソードがあるんですけど。
生形:はい
細美:今日は1曲目はだから、今話に出てきたこの曲を聞いてください。
thee Michelle Gun Elephantで「ゲット・アップ・ルーシー」
♪♪♪♪「ゲット・アップ・ルーシー」♪♪♪♪
細美:細美武士がお送りしてますbayfm「Hedgehog Diaries」
お送りしたのはthee Michelle Gun Elephantで
「ゲット・アップ・ルーシー」でした。
高橋:はい~~
細美:さぁ
生形:はい
高橋:はい
細美:チバさんとどれぐらいの距離感で付き合いあったの?みんな?
生形:多分、細美さんが1番飲んだりはしてたと思うんですけど。
細美:うん
生形:俺は。だからやっぱ
細美:うん
生形:ミッシェルずっと好きで、チバさんも好きだったんで。
細美:うん
生形:例えば洋服ルードギャラリーの絡みとかで会った時に話させてもらったりとか。
細美:うん
生形:あと、対バンもあのナッシングス(Nothing’s Carved In Stone)では何回か。
エルレも1回やってますもんね。
細美:やってるね。
高橋:うん
細美:あれは45クラブ
生形/高橋:45クラブww
細美:覚えてる?
生形:45クラブw佐々木さん61っすからww
高橋:ww
細美:16年前。そっかそっか。休止前だもんね、
高橋:そうだね
細美:あの日さ、 あのスタジオコーストだったじゃん。ライブ。
高橋:うん
高田:はいはい
細美:で、スタジオコーストって、裏にあのプールのあるバーあったじゃないw
生形:あーはいはい
高橋:はいはい
細美:あそこのプールにさ、チバさんとか
「The Birthday」のメンバーがもう服のまま飛び込んで酒飲んでて、
高橋:はいはい
細美:「おーい!!細美~~~」って呼ばれて、俺飛び込んでw
そのプールの底にさ、アクリル板ででっかいビールの
あの宣伝っていうのが貼ってあって、
生形:あった~~。
細美:あれ、人が泳ぐプールじゃないからさ、その、綺麗に面取りとかしてないわけ。
そのアクリル板のオブジェが、角がとがった状態の上を裸足で踏んで、
つるっと滑って、縦にざっくり切れて
高田:切ってましたよね
高橋:これ覚えてる。
細美:切ってた。
高橋:覚えてる覚えてる。
細美さん怪我して、そのあと横浜で血だらけのままライブやってたww
細美:そうそうそうww
それすごい覚えてて、そん時チバさんが「細美~~!!」って
呼び捨てで呼んでくれたの、
多分初めてで、俺めちゃめちゃ嬉しかったね。
高橋:うん。
細美:でもね、次会った時はね、俺の名前覚えてなかったからね。
3人:www(爆笑)
細美:覚えてもらうまで結構かかったような気がするけどねw
生形:そうっすね。
細美:うん。で雄一と、
高田:はい
細美:俺さ~Zeep仙台か札幌~
高田:札幌だと思います
細美:札幌だよね。
高田:はい
細美:ミッシェルのライブを二人で観に行ったことあるんですよ
高田:あれみんないなかったでしたっけ??
生形:俺もいきましたよ
細美:みんないってたっけ??
生形:高橋さんもいなかったけ??
高橋:俺もいたけどみんなは前の方のモッシュピットに行って、俺は後ろで・・・
生形:そう、どっちかっていうと細美さんと雄一がもうめちゃくちゃ前行ったんすよ。
高橋:攻めてた。
細美:攻めてた。
高田:ww
細美:そうだ。それで俺あれさー、モッシュピットって横揺れになる時あるじゃん。
生形:はいはいはい
細美:あれで、将棋倒しみたいになったもん。
このまま倒れたら上になんか3人ぐらい乗ってきて、
結構きついぞっと思った瞬間に差し伸べられた手があったのよ
転ばないようにと。
うおっーーーて掴んで倒れないで済んだ手がゆういちの手だったw
3人:www(爆笑)
高田:何を前の方で楽しんでんだ。っていうね。
細美:うん、覚えてるそれ。
高田:覚えてますよ
細美:あれ。俺だってわかって助けてくれたの?
高田:多分。
細美:あーそうなの??
細美:俺、あの時のチバさんのMCで 誰かビール持ってきてくれよって言ったの
生形:はいはいはい
細美:俺ほんとに1回買いに行きそうになってww
3人:www(爆笑)
細美:買っても・・・買っても渡せないしなw
誰か早く持ってってあげてくれって、そういうふうに思ってたの覚えてます
高橋:おもしろいw
生形:あのーロデオタンデムビートスペクターのツアーっすよね。たしか
※ロデオタンデムビートスペクター
thee Michelle Gun Elephantの6枚目のアルバム
細美:そうそうそうそう
生形:なつかしい
細美:ロデオタンデム、ビートスペクターが出た頃、古本屋でまだバイトしてたの覚えてる?
生形:あーーー
高橋:覚えてる
細美:古本屋って結構なんていうのかな、
小遣い稼ぎで、若い子がレコード屋さんで万引きしてきたCDを売りに来たりするのよ
生形:はいはいはい
高橋:ほぉおお
細美:で、ロデオタンデムも 発売日もうほぼ未開封みたいな状態で持ってきた子がいて
生形:あぁーー
高橋:うん
細美:俺ミッシェル好きだったから、ミッシェルのこれを許すわけにはいかんと思った。
「おまえこれ、万引きだろう」と。
ミッシェルのCDを万引きしてんじゃねえつって返したことがある。
3人:えーー(驚愕した反応)
細美:うん。その話を千葉さんに言ったけど、あんまりこう、何も関心をしてくれなくてww
3人:www(爆笑)
細美:高橋はなんかあった??チバさんとのエピソードって。
高橋:俺はねぇ~いろんな人に10回ぐらい紹介してもらって
細美:うん
高橋:毎回チバさんには初めましてって言われてた
細美:そうなんだよね
高橋:細美さんより多いと思うよ
細美:いやでも俺もそれぐらいだったと思うw
高橋:www(爆笑)
細美:で、だんだん仲良くなっていくわけよ。俺は
3人:おぉー
細美:えっとねーMONOEYESのね、 「明日公園で※」っていう曲を
※MONOEYESの1stアルバム「A Mirage In The Sunの10曲目に収録されている
高橋:うん。
細美:チバさんがすごい歌詞を褒めてくれて、
高橋:おおー
細美:で、MONOEYESでライブやってたら、
あのステージの上に酔っぱらったチバさんが出てきて
1曲ステージの上で丸々踊ってたことがある
3人:おぉー(驚愕)すごーー
細美:それぐらいからすごい仲良くなっていって
で、チバさんって知れば知るほど、 ほんとに本物のロックスターって
そんな、いないじゃん。
生形:はいはい
高橋:うん
細美:言葉悪いですけど、ロックスターきどりとかの感じはいるんだけど、たくさん
ほんとにこの人はロックをやるために生まれてきたんだなって俺は心から思う人って
ま、そんなたくさんはいなくて
高橋:うん
細美:で、その中の1人、もう大尊敬してる先輩で。
で、何があの人すごいかっていうと、ステージに上がってる時と
ステージから降りた時の人間が1ミリも変わらない
3人:あーぁーー(納得した感じ)
細美:全く言葉遣いも変わらないし、言ってることも何も変わらなくて
いやー、凄いかっこいいなと、
生形:うん
細美:思ってて、大好きだったんですよね。
生形:はいはい。
細美:でね、俺、やっぱチバさんを語る上でこの曲、
俺結構外せないなと思うんだけど、「シャロン」
生形:おーーー「ROSSO」!!
細美:「ROSSO」のこの曲を聞いた時に、その、なんて言うんだろうね、
チバさんって結構破天荒でさ。
俺、後ろからいきなり蹴り飛ばされたこともあるんだけどw
3人:ww(驚きつつ笑)
細美:で、蹴り飛ばした後で、俺って気付いてて、
高橋:うん、
細美:「あ!細美くんか」って言ったの見たのね。
俺も蹴られたらもう頭にぱっと血が登るじゃん
高橋:うん、
細美:で、振り返ったけど、あ!まーチバさんか。みたいなww
3人:www(爆笑)
細美:ほんと破天荒でなんていうのかな、暴力的な部分もあるんだけど
高橋:うん、
細美:すごく繊細で。で繊細だけど、 脆くはないんだよなー
高橋:あー
生形:あー
細美:なんかその、コンビネーションがもうほんとに
ロックスターでかっこいいなと思ってて。
チバさんの存在そのものを感じる歌詞だなって。
俺がすごい思ってる曲。なんですよね
高橋:うん
生形:うん
細美:聞いてください。「ROSSO」で「シャロン」
♪♪♪♪「シャロン」♪♪♪♪
細美:細美武士とELLEGARDEN全員でお送りしてますbayfm「Hedgehog Diaries」
お送りしたのはROSSOでシャロンでしたー
生形:はい
細美:で、雄一は???
高田:俺はだからそのー細美さんとかがなんか結構仲良くなってるのを
細美:おーん
高田:すごい羨ましい目でずっと見てただけですね。指を加えて
3人:www(爆笑)
細美:羨ましいよねw
1回俺、あのーうんとね
ツアー先が名古屋で被ったことがあって、
チバさんの部屋で部屋飲みをしたことがあるの。
3人:おー(驚愕)
細美:西方先輩と俺と写真家の石井麻木とで
チバさんの部屋に遊びに行って部屋飲みしよう。
生形:はい
細美:もう来ていいよとも言われてる。状態でこんばんはって入ってた時に、
ホテルのパジャマってさ、わかるかな。
ビジネスホテルによくあるパジャマがあって
生形:あーーはいはいはい
細美:ボタンで止めるんだけど、上下セパレートになってなくて
なんか膝ぐらいまでしかない。
高田:わかります
高橋:はいはい
生形:ポケット1個ついてる。
細美:病院でなんていうの着る、
生形:はいはい
細美:なんていうのかな。うまく言えないけど。を着てたんだよねw
3人:www(爆笑)
細美:なんだけど、 首にストール巻いてんのよww
3人:おーー(驚愕)
生形:えーーすごい出で立ちじゃないですか
細美:チバさんなんでそのホテルの、パジャマの上から
ストール巻いてるんですか??っていったらww
いや、みんな来るって言うからさって。おしゃれをしてww
3人:www(爆笑)
細美:すごいなんかね。そういう粋なんだよね。ほんとに
高橋:なるほどー
細美:ほんとにとにかく粋でーで、冷蔵庫開けたら、 ずらっとバドワイザーが入ってて
3人:おぉおー
細美:バドワイザーだけ延々飲んでるのね。
生形:うん
細美:で、部屋飲みしてる間も、サッカーすごい好きだから、サッカーの中継見てたりとか
生形:はいはい
高橋:ふーーん
細美:チバさんとそういう風に喋ってて思ったのは、
俺はまあそのすごい謙遜する人って、うまく喋れないのね。
生形:うん
細美:いや、僕はもう、その、何でもたまたまですとか偶然ですみたいな感じ の人だと、
なんか何を話してもそういう感じになっちゃう感じがあるんだけど。
高橋:はい
細美:なんかチバさんってそのーなんていうの。
自分が得意じゃないことは。「全然そんなこと俺はできねえよ」って
言いながら、 歌とか音楽に対する愛情にやっぱ絶対の自信を持ってるのよ。
生形:うん
細美:俺はそこがすごいかっこよくて
生形:うん
細美:で、ちなみにそのゲットプルーシーの話もしたことあるの
生形:へーー(驚き)
細美:あのーエルレ組むときに「生形がこんなかっこいいバンドがいて、
こういう感じでやりたいって言って聞かせてくれたのはそうなんですよ」って
話した時は、ちょっと喜んでたように見えた。
生形:あのー18年のzozo※も来てくれましたもんね。
※2018年8月15日にZOZOマリンスタジアムで開催したライブ
細美:あ、そうなんだ
生形:そうです。そうです
細美:そんとき話してないわ。俺
生形:あ!もう帰っちゃいました。
やっぱチバさんなんで、そこはライブ終わったら帰っちゃったらしいですww
細美:うん。そうかーそうかそうか
最後に会った時の話って知ってる?あの、チバさんと俺が。
ま、いろんなとこでお会いしてるんだけど。
生形:はいはい
高橋:うん
細美:その、さっき言った部屋のみの時に、チバさんどんな時計してんだろうと思ったら、
SEIKOの時計をされてて。
で「あ!チバさんってSEIKOの時計されてるんですね」って言ったら、
「おー」って言ってもうバチって外して「やるよー」ってくれたのw
3人:www(爆笑)
高橋:信じらんないw
細美:すごいでしょー。で、ものすごい長い間使ってた時計でね。チバさんが
「いいんですか。」つって、「ま、いいよやるよ」って言ってもらって。
結構な時間が経つんですよ。その後。
高橋:うん(相槌)
細美:で、とあるイベントの打ち上げで同席した時に。
高橋:うん(相槌)
細美:俺、チバさんの隣に座ってたんだけど、チバさんが俺の左手に巻いてあるその
SEIKOの時計をね、 こうずーっと見てるww
3人:www(爆笑)
細美:で、「千葉さんに頂いた時計ですよ」って言ったら、
高橋:うんー
細美:多分初めてじゃないかな。俺、敬語つかわれたの。
「あのーもしよければ、それ、返してもらえません??」ってw
3人:www(爆笑)
細美:「えーいや、もう絶対返さないですよ。」とか言ってたら、
えーと、病気が発表されて。
高橋:うん
細美:ARABAKI※でお会いした時に返そうかなと思ってたんだけど、
※ARABAKI Rock Fesのこと
生形:はいはい
細美:お会いできなかったので
生形:なるほど。
細美:じゃあ、 あの、闘病が無事にね、回復されて、で、
次、ライブの現場でお会いした時にお返ししようっておもってた時計だったのね。
今も俺の手元にあるんだけど、
高橋:うん
細美:(息を吸い込んで)
そういうエピソードがあったんですよね。
でも、その時計をくれる時の強胆さとかさ。
高橋:うん
細美:でも、その、 やっぱすごい大事な時計だったんだろうなw
それからしばらくしてない時に、
なんか、あれがねえと気分が落ち着かねえなみたいながあった時に、
ただ意地はって突っ張るだけじゃなくて、その、返してくれねえかって
言える感じとか、もう俺の中ではかっこよすぎて人としてね
高橋:あ、なるほど
細美:いろんな人がステージの上でコワモテで夢と理想追っかけてきてるような面して
ステージ降りたら意外と普通の人になっちゃうみたいな。
高橋:うん
細美:たくさん見てる中で、 まあ本物のロックスターだったなっていう
3人:うん(納得)
細美:ほんとに尊敬してるし、 勝てないなっていつも思わされてた人だったから。
正直俺は何度も対バンしてるんだけど、
1度もチバさんに今日は俺のがやれたんじゃないかっていう日はなくて、
だからいつもチバさんと対バンするたんびに今日こそはと思ってたんだよね。
それをこう、 果たせる前に勝ち逃げされてしまったみたいなのは
非常に悔しくてですね。
生形:うん
高橋:うん
細美:まあ天国でお会いした時は再戦を申し込みたいなと思ってるところです
高橋:はい
生形:はい
細美:まあ今日はこの曲も絶対聞いてもらえたらなと思っていたので聞いてください。
thebirthdayで「涙がこぼれそう」
♪♪♪♪「涙がこぼれそう」 ♪♪♪♪
細美:お送りしたのは。thebirthdayで「涙がこぼれそう」 でした。
細美武士とELLEGARDENメンバー全員でお送りして来ました、
bayfm「Hedgehog Diaries」
今日はミシェルガルエレファントの「世界の終わり」を聞きながらのお別れです。
高橋:はい
細美:ちょっと俺ばっかり喋っちゃったんだけど、みんなから見たさ、
そのチバさんの、印象というかなんか
生形:やっぱでも、どっかで影響受けてんすよね。
もちろんまあ、俺なんかすごい好きだったし。
細美:うん
生形:あのー、お会いしてからもすごいかっこいい人だなって思ったんすけど、
なんか 確かにちょっとお茶目なところもあったりして。
細美:うん
生形:お茶目っていうのかなw1個だけじゃいいですかw
細美:いいよ
生形:the birthdayで対バンしたときにチバさんが袖に来てくれたんですよ。
これから出る前に。
細美:うん
生形:俺らに話しかけるのかなと思って。まあ、話しかける前に、
あの、袖に消毒用のあの液体をぽっぽって押すのが、
ちょうど検温器みたいな大きさで立てかけられてたんですよ。
細美:うん。うん。うん。
生形:でチバさんはその消毒液に向かってずっと自分のおでこをこうあてて、
検温器と間違っててww
俺、本番直前でチバさんに言うべきかーって思っててww
「あれー?あれー??」ってやっててwwそういうところもすごいかわいいww
3人:www(爆笑)
細美:チャーミングだよね
生形:まあでも、その日のライブもすごかったっすね。
高橋:うん
細美:そのー正面なんだよね。全て
生形:そうっすねw
細美:すべてのものに対して、もう正面からこう、ガシッと受け止めてくれるあの感じ
生形:うん
細美:二人はどう??
高田:俺は、もう全然、あの、本当にちょっと離れた距離から見てただけで
細美:うん
高田:細美さんはその、ウエノさんとやってるのも意味わかんないし。
細美:そうだねw
高田:ちょっとほんとに許せないなって。
細美:申し訳ないっすwwほんとに申し訳ないw
2人:www(爆笑)
高田:はいww
高橋:俺はね個人的にはほんと思い出がほとんどなくて。
細美:うん
高橋:あのー10回挨拶したことがあるだけで、ほんとに。
で初めましてって言われて玉砕されて初めましてってw
細美:でもさ、チバさんにさ。
高橋:うん
細美:その、10回目にお疲れ様ですって言ってさ
高橋:うん
細美:初めましてって言われても、なぜか嫌な気しなくない?
高橋:そうだね。なんて言うんだろうな。飲み込まれてる感じがした。
細美:うん
高橋:いい意味でなんちゅうだろう。千葉さんの空気にw
細美:わかるわかる。
こう、ちょっと亡くなった人の話を楽しそうに話してるシーンがあってね。
不快に思われた人がいたら非常に申し訳ないんですけど。
ま、俺たちにとって、うーん、数少ない心の底から尊敬できる先輩で、
できることなら、うーん、もう少し一緒にやってたかったし、
一瞬でいいから追い抜いてみたいなと思う存在でしたね。
まあ、これからも追っかけ続けますよ
高橋:うん
生形:うん
細美:1回だけね、酒相撲やりましょうって。酒相撲やったことある。
生形:おおー
高橋:おおー
細美:その時はね、勝ったんですよ。
高橋:おーー
生形:おーー
細美:勝ったっていうかw
まあ、俺もひたすらベロベロだったけど、
チバさんの方が先に車に積まれて帰ってったっていうだけでw
3人:www(爆笑)
細美:はい。そちらの再戦も是非ねw
生形:なるほど。
細美:はい
生形:そうっすね
細美:またあったときには、申し込みたいなと思っています。
チバさん今まで本当にありがとうございました。
楽しかった思いで、一生忘れないです。
えー、安らかにお休みください。
今日の放送は、えー、メール一通も紹介もできなかったんですけど、
皆さんからのチバさんの話をしてほしいっていう、
えー、リクエストを受けての会でした。
それじゃぁ皆さん、また来週。さよならー
生形:さよならー
「本編終了で、おまけコーナー」
細美:はい、今週も始まりましたフェイクテイルズオブチバZのコーナーです。
えー、実は今、生形からチバさんのエピソード1つ聞いたんですけど、
ちょっと放送には載せられないww
3人:www(爆笑)
生形:でも俺はかっこいいと思ってた
細美:いや、かっこいいね。
生形:そうなんすよ。
細美:めちゃめちゃかっこいいよね、そういうのね
もう1個さ、その、チバさんのエピソードで。
生形:はい
細美:俺がね、よく覚えてるのはあるんだけど。
高橋:うん
細美:ミッシェルがメジャーデビューする前に
生形:はいはい
細美:コンベンションってわかる?
高田:あのお披露目みたいな?
細美:そうそうそうお披露目な、
色んなメーカーのA&Rの人とかプロデューサーとか集めて
で、ライブをなんていうの、その関係者だけに向けてやって
高橋:うん
細美:手をあげたメーカーとその事務所が組んでデビューするみたいな。
当時はよくあった流れで、俺たちも実は1回やってんの。覚えてる?
高橋:覚えてる
生形:はいはいはい
細美:でミッシェルはそのコンベンションをやって、
いわゆるアマチュアバンドだった状態からメジャーレベル人間がずらっといる。
そのライブ後の挨拶のところでマイクもらったチバさんが最初に言った一言が、
「日本のロックをダメにしたのはお前らだ」と。
「だからお前らの言うことは聞かない」って言ったらしいのよ。
生形:へー(驚き)
高橋:ほー(驚き)
細美:俺もそのエピソード、雷に打たれたって気分で。俺たちも似たようなこといっぱいじゃんw
生形:そうっすねww
細美:俺は初めてだったんだね。似たようなことをやる人間の話を聞いたのは
生形:なるほど。
細美:それ人から聞いた話だったんだけど、
ウエノさんとthe HIATUSやるようになってこういう話聞いたことあるんですけど、
ほんとですか。って言ったら、
「一言一句その通りだ」って言ってたから。
生形:へー(驚き)
高橋:はー(驚き)
細美:もうほんとに型破り、見た目が型破りじゃなくて、
ガチで型破りだったんだなって思う
生形:はいはい、そうっすねー(納得)
高橋:考える通り(納得)
細美:また会いたかったですけどね。
生形:そうっすね
細美:うん
最後になんかみんな一言ずつもらって終わりにしましょう。
生形:そうっすねー俺もでも、あー、やっぱりこう、まだ今日聞いた段階で、
細美:うん
生形:その、多分自分の中でもそこまで 実感もないかもしれないですよね。
細美:うん
生形:まあこの後いろんなことがあって、フェス会場にいないとか、
チバさんがいないとか
そういうことになった時に色々思うかもしれないですけど、
まあでも、すごく俺はもう青春時代からの俺にとってのヒーローだったんで。
細美:うん
生形:そうっすね。俺も、ありがとうございましたっていう感じですね。
細美:うん
生形:はい。ありがとうございました
高田:えーそうですね。とても悲しいですけど
細美:うん
高田:はい。なんと言っていいかわかんないですね。ちょっとね。
細美:そうだね
高田:うん
細美:それもわかる。
高田:まぁ、はい
細美:はい。
高橋:そうだな。俺はーチバさんとの思い出とかないんだけど、
まあ、そのうち俺も向こうに行くと思うんで。
細美:うん。
高橋:その時に酒ぐらい飲めたいなと。
細美:あと何回挨拶したら覚えてもらえるかだねw
高橋:ほんとに、本当だよねw
4人:ww
細美:まあ、今週のライブも2本気合入れて決めていきましょう。
生形:おーい
高橋:はい
細美:それじゃあ会場でお会いできる皆さん、
えー年の瀬寒くなってきたので体調を崩さずに来場いらしてですね。
来た時は日々の鬱憤を全て置いて帰れるような、
そういうライブをするので楽しみにしていてください。
それじゃあ皆さんまた来週さよなら。
3人:ばいばいー
最後に
とてもたのしい放送でした。
チバさんのことを知れてたのしいエピソードの数々と、ロックをダメにしたやつの言うことは聞かないというのがほんとにかっこよかったです。
男としてめちゃくちゃ憧れるし、タバコとビールがめちゃくちゃ似合うかっこいいおじさん
ステージの上でのパフォーマンスはほんとにすごかった。
もう見れないと思うと、とても悲しいです。
でも残っているCDはずっと聞いていくと思う。
CDが手元に残るように、好きなアーティストのものは買って行こうと思います。
心よりご冥福をお祈りします。
以上。
ありがとうございました。
それではーー
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