こんにちはこんばんわ、えるです。
今年もあと1ヶ月になりましたね、1年が早すぎるな。
年末に合わせて忙しくなっていくんでしょうね。
そんな忙しいときにも、息抜きはしたいですよね。
仕事だけの日々は、しんどい。通勤通学のちょっとした時間で楽しめる
怪談本がおすすめ!
1話が短いのでサクサク読める。途中で読むのをやめやすい。
今日は「闇塗怪談 消せない恐怖」著:営業のKを記事にしていきます!
感想
「闇塗怪談 消せない恐怖」著:営業のK
とてもおもしろい怪談本でした。
ぜひ色々な方に読んでいただきたいなと思います
著者の営業のKさんのご本も読ませて頂いてますが、全体的に話のクオリティが高いです!
怪談本の中で、とても好きな著者の1人になります。
文章も読みやすく、書かれている文章から情景が想像しやすい
話の流れを把握も行いやすく、とても臨場感がある文章になっています。
怪談としてもとても、怖いものから物悲しいもの摩訶不思議で説明がつかないものなど
多様な怪談を書かれているので、本1冊を読み終わったときの満足感があります。
個人的に、よくある落ちの怪談だったり話が弱かったり、似たような内容のものを読むと
微妙だったなーと感じてしまいます。
しかしこの著者の営業のKさんのご本では、とても安心して新刊を購入できます。
お気に入りの話
・風邪を引いて
これは知人女性から聞いた話である
彼女はとにかく気が強い
そして霊感もあるらしく、悪いものが家の中に入り込もうとするとすべて自分で処理してしまう。
そんな彼女が珍しく風邪をこじらせてしまい、高熱でうなされていたときに体験した話・・・
・家族が怯えたモノ
彼にいったい何が起こっているのか、未だにわからないのだという。
ある時、彼は1人で旅行にでかけた
それは旅行を趣味とする彼にとっては、別段珍しいことでもなかった。
そうして無事に帰国。一週間ぶりに家族の元に帰った彼であったが、家族の対応が何やらおかしい・・・
・暗闇の中でだけ
いつ頃からか彼女は、部屋の明かりをつけたまま眠るようになった。
いや寝室の明かりだけではなく、それこそ家中の明かりをつけたまま眠るのだという。
昔は決して、そうではなかった。
その理由を尋ねた俺に、彼女はこう答えた
暗闇の中でだけ、女の人が見えてしまうので・・・と
・井戸の中へ
コレは知人男性が体験した話
彼には霊感というものは無いのかもしれない
実際生まれてから一度も、それらしきものは見たことがなかったそうだ
そんな彼は大学にはいり、一人暮らしを始めるとすぐに心霊スポットというものに興味を持った・・・
・ずっとそばにいるよ
コレは知人男性から聞いた話
彼は以前仲の良い友人たちと、一緒に数多くの心霊スポットと呼ばれている場所にでかけていたそうだ
その仲間の中に、とても霊感が強い男が1人いたのだという。
その男はSといって、口数の少ない陰気な感じの男だった・・・
おすすめの話の感想
・風邪を引いて
元々霊感が強い人の話
霊は人が弱っていると、取り憑かれるという話がある
霊感が強いというだけで、風邪を引いて寝込んでいるときこそ狙われる
おちおち休すむことすらできないなんて、大変そうだ
この本の一発目の話だが、おもしろいお話でした。
状況の説明が丁寧でとてもイメージし易いお話で、一話目にふさわしいお話
・家族が怯えたモノ
体験者さんに著者の方が、聞いているがどういう気持だったのか。
どう反応していいかわからない、なんとも言えない感じかな
落ちがものすごい、後味が悪いのも相まって色々質問がしにくそうである
言葉が通じないと霊側が、諦めたり気にしないという話があるが
なぜこうなってしまったのか、全く分からず周りの人の目線からの話が気になる。
・暗闇の中でだけ
心霊スポットに行ったことで、怪異に巻き起こる話
実際に自分に置き換えると、怖くてたまらないだろう
真っ暗な中にだけ見えるようになるなんて、発狂しそうだ
体験者さんは、無事だったが状況次第で亡くなって居ただろう。
ホラー映画で有り得そうなゾッとするお話
・井戸の中へ
現存している井戸ってどのぐらいあるんだろうか。
人が亡くなったりすると、その井戸は使えなくなる。
ということを考えると、日常で使用しなくなってから何かあったのか。
リング以前からも、井戸に絡む怪談は存在する。
古典的なお話だと井戸に突き落とす、という話がある
そこが見えないくらい穴というのは、人間がおそれを抱き身近なものだから登場していたのかな。
こんな体験したら、閉所恐怖症になりそうだ
・ずっとそばにいるよ
霊が見れる状態だったら、何が見えるんかとても気になる話だった。
霊感がある人が言う、かなりすごいというものはどういうものだったのか。
霊感がゼロだと取り憑けないっていうが、なんでなんだろう。
ゼロだと霊が存在する世界に入って居ないから、取り憑けないのか。
少しでもあると、入った状態と言えるからとりつけるのかな。
すごい話だ。
最後に
おすすめの話として数話、記載したが本の序盤に掲載されているお話である
序盤でこのクオリティが続いていて、本を読み進めるのが楽しみでした
読み進めていくと、更に怖い話や興味深い話がありとても満足感がある
後半に記載されている話には、よく登場する方がいる
著者の営業のKさんの知人であるAさん
この方が、とてもいいキャラクターとして登場している。
霊感があり払うこともできるのと、営業のKさんとのやり取りが面白くて好きだ
登場した回は、不気味な話が多く期待値が自然と上がってしまう。
しかし見事に期待に答えてくれるので、毎回楽しみだ
次のご本も楽しみに過去作を読み返して行こうと思う
是非手にとってほしいです
以上
最後まで読んでありがとうございます。
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それではーーー
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