こんにちはこんばんわ、えるです。
最近夏の終わりを感じれるぐらい、夜は涼しくなってきました。
夏が好きなので、まだまだ終わってほしくないですねー。夏は好きですか???
まだまだ夏ということで、オススメの怪談本を読んだので記事にしました。
怖い話が好きな方や、どの怪談本を読めば良いのか悩んでいる方はぜひ参考にしていただければ
怪談だいすきー
今回読んだ本は
「腐屍の書」著:伊隅桂馬
伊隅桂馬さんの著書を初めて読みました。
とても文章が読みやすく、情景がとても想像しやすいのでとても怖かったです。
あまり怪談本を読まない方でも、読みやすいと思います。
お話自体も、ほっこりする話やゾッとする話のバランスがよく読み進められる
著者さんは、中小企業の工場勤めエンジニアの方で、怪談好きが高じて怪談話を集めているそうです。
全然エンジニアさんとは思えぬ、文章でした。
情景説明と話をする会話部分とのバランスがよく、話が進むので分かりやすい
実話系怪談を読むたびに思うのですが、よくこれだけのお話を集めることが出来るなと感心します。
どういう風に話を引き出すのか、そもそも多数の人と出会えるように活動しているのだろうって思います。
オススメの話
・小遣い
旧友の野田さんが小遣いやろうかといたずらっぽい笑顔を浮かべて問いかけた・・・・
・蝙蝠蘭
ある物件でシェフをしている方から聞いた話である・・・・
・わだつみ
同じ職場の先輩で、面倒みがよく親分肌の人がいた。ある日釣りに誘われ同伴することになる・・・・
・雪中ラーメン
たまたまはいったラーメン屋の店主から雑談時に聞いた話・・・
・百枚の札
大学に入学し1人暮らしを初めた頃に体験した話・・・
・哄笑
大学生になって、個人経営の牛丼屋でアルバイトしている時の話・・・
・投身自殺
いきつけの居酒屋で30代の女性から聞いた話・・・
・舌禍
知り合いがやっている小料理やの女将から、聞いてほしい話があるといわれて・・・
それぞれ、めちゃくちゃ怖くて不気味な話だなと思う。
また、雪中ラーメンみたいなほんわか優しいような話も、あるのがとても好きです。
ずっと濃い話だと疲れますよね。
オススメの話を読んでみて(一部分のみ)
今まで聞いたことのないような話で、
「蝙蝠蘭」
特定の植物を置いて、解決に導くというのは初めて読みました。
事故物件などで、お酒を置くと霊がいる場合、味が変わるとかは聞いたことがあるのですが
植物を置くと解決するというのは、植物に浄化作用があるんですかね。
とても不思議なお話でした。
「小遣い」
お金に願を掛けて、捨てることで厄を払うのは耳にしたことは合ったのですが
お話として聞くのは、初めてでした。
小銭100円とかある程度大きいと拾ったりしてしまいそうですが、1円単位だと拾ったりはしないのでよかったです
日本にも色々な風習があるんだなと思いました。
怪談は、土着信仰やその国の文化が反映されているので、とても興味深いです。
怪談のこういう文化的な側面をしれるのも、楽しいところですよね。
「百枚の札」
霊能者等が儀式とかして除霊するとか、御札を使用するは聞いたことありますが百枚を使用して払うというものがあることを初めて読みました。
御札百枚念を込めて徐々に払うというのは、それだけ強いものがついている時の処置なんでしょう。
めったにあることじゃないと思うので、貴重なお話を読めて良かったです。
それ以外はあなたが実際に読んで、確かめて下さいー
怪談本を読んでいると不思議な気持ちになります。
幽霊怖いな―という思いと共に、そもそも人間が死ぬと幽霊になるということは、人間が怖いのか?と
実際に自分の周りにも、こういう事象が起こっているのか?と思ってしまいますが
周りからは、怪談本に乗るような強烈な話は聞いたことないです。
あなたはどうでしょうか。身の回りで、怪談を話す方はおられますか??
もしおられたら、ぜひお話を聞いてみて下さい。そして私に教えてくださいw
以上~~~
最後まで読んでありがとうございます。
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それでは~~~~~
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