こんにちはこんばんは、えるです
あっという間に11月も最後の日
1年がホントすぐ終わる!
今日はNetflixでみた映画を紹介
「今すぐ購入/購買意欲はこうして操られる」
MEMO
・普段気にもとめない未知のものに興味がある人におすすめ
・好奇心が強い人におすすめ
・何気ないことに疑問を抱く人におすすめ
作品概要
映画題名:「今すぐ購入/購買意欲はこうして操られる」
ジャンル:ドキュメンタリー
公開:2024年
上映時間:84分
あらすじ
顧客に絶えず消費を続けさせるために、ブランド各社が行う販売戦略に鋭く切り込む社会派ドキュメンタリー
この策略が私達の暮らしと世界にもたらしている真の影響とは
陰謀論とは結び付ける人は、観ないほうがいい
とても興味深いドキュメンタリー映画だった
観やすくするために、構成をとても考えられている
ただ告発しているのではなく最後は少しでも現状から、変えられるようにする発言もみえるし、ちょっとした仕掛けのようなものもあってなるほど~と関心してしまった
現在の大量に生産して消費を促す、経済の循環
このドキュメンタリーは、大量に生産して消費をどのように促しているのか章に分けて紹介されている
映画の中では章=ルールとなっている
・ルール1:もっと売れ
・ルール2:捨てさせろ
・ルール3:嘘をつけ
・ルール4:真実をかくせ
・ルール5:洗脳しろ
で構成されている
それぞれ順を追って、関係者のインタビューを元にお話が続いていく形式
①ルール1:もっと売れ
利益追求のためどのようにしたら買わせることができるかというのを紹介
過剰な消費をどのように促進できるか
科学的な手法を用いて、企業は購買欲を刺激しているかを解説している
例としてファッションとamazonが登場
・ファッションの場合
以前は、1年が2シーズンで同じものを半年、売っていた
ファストファッションの登場で、毎月新しい商品を出さざるを得なくなった
googleの検索結果によれば新商品を
・GAp:年=約1万2000点
・H&M:2万5000点
・ZARA:3万6000点
・SHEIN:約130万点
業界全体の年間生産量は1000億点とも
その他の消費量は・・・
・靴の生産量:1時間:250万足
・スマートフォンの生産量:1時間:6万8733台
・衣服の生産量:毎分:19万着
・プラスティックの生産量:毎秒12トン
②ルール2捨てさせろ
捨てさせることが次の利益につながる
丈夫なものを作り、使い続ける商品ではなく何らかの寿命で新商品を買うようにしている
もしくは、買った人が修理できないようにしていたり、修理した場合メーカーの修理を受けられないようにしている
修理できない場合、買い替えるしかない
③ルール3:嘘をつけ
プラスティック製のラベルとかはリサイクル不可能
包装に関する規制がゆるく、消費者はラベルに貼ってあるリサイクル可能のマークを信用している
しかしその実態は、結局埋め立てるか、燃やされている
またプラスティックはリサイクルするだけでは、問題を解決出来ない
毎年プラスティックのゴミは4億トン
電子廃棄物は5000万トン
④ルール4:真実をかくせ
廃棄物の問題、企業が商品を販売した後のことまで考えてはいない
現在は富裕国から、貧困国へ流れていっている
富裕国から出たゴミを処理するのには、多額の資金が必要
この資金を支払うことはせずに貧困国へ流している
そして、貧困国の人が健康と引き換えに処理をしている
利益の最大化は環境を壊す
例えば服
富裕国とかから出たものが、ガーナとかに流れている
ガーナの人口は3000万に対して、毎週1500万枚来ている状態
更にガーナでも処理しきれないものは捨てたれ、海岸に流れ着いている状態
⑤ルール5:洗脳しろ
洗脳はまず手始めに、社内の人間から会社がどのような立場に立っても、支持するように求める
楯突くことがないように、楯突いた場合は解雇
会社がすることは正しいと無条件で刷り込んでいる最後に問題提起した人が、現在会社をやめどうしているのか
どうするのがいいのかというのが投げかけられている
というのがこの映画の大雑把な内容になる
⑤が少し内容が薄かったな~と思った
人それぞれの環境によってできることが異なる
改めてとてもおもしろいドキュメンタリー映画だった
企業が利益を追求していく傍らで、起こっている現代の問題を認識できるいい内容だった
とても難しい問題に思うし、ビジネスモデルを大きく変えなくてはいけないので今ある企業が変わるとも思えないかなと
丈夫長持ちな服を作ると、個数を毎日大量に売り続けないといけない
長持ちするスマホを作ってしまうと、出回っている分で事足りる
利益を考えると、丈夫や長持ちを押すものは生産されないよなと納得してしまう
amazonのように大量に消費させることで莫大な利益を生んでいる企業が
利益が半分以下になるが、環境にやさしい行動を起こせと言っても、そりゃ誰もが首を縦には振らないだろう
利益が減るということは、給料も減るということだし
食べ物や商品も売れ残ったものは、破棄されるが捨てたものが利用されないようにしている
破棄しているきれいな状態で寄付することもできるのに
現状の世の中は、安価で次々に新しいものをどうやって消費できるかを探っているようにも思う
AIをかかわらせることで、発想を簡単に生み出させものを大量に作れるようにしているし
となると、廃棄されているものからものが作れ莫大なお金になるようになればこの問題も解決するのではと思うが、廃棄されるものが多岐にわたるのですべてを網羅するのは技術開発や資金的にも途方も無い時間やお金が必要になる
社会で貨幣を必要として、生きてる以上お金にならないとどちらにしても個人でできる限界があるよな
人類全体で少しづつ取り組む必要があるな~と映画をみて思った
以上
最後まで読んで頂きありがとうございます。
その他にもNetflix「極悪女王」の記事や
映画「オッペンハイマー」の記事もあるのでぜひ~
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それでは~~~~~
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