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こんにちはこんばんは、えるです
今日読んだ怪談本の記事を書いていきます!
「怪談罪人録」著:糸柳寿昭
説明
その怪は因果応報――
コンプラ崩壊、悪魔の宴、全員が罪人
怪談師が取材した《罪人たち》の怪奇譚!
善悪の境界が崩壊した現代に発生する様々な怪奇事件
自分が正しいと信じている人々に降りかかる怪異は果たして不運なだけの凶事か、それとも……
・虫を殺すのをやめられない男が夢で受けた警告…「継続の罪」
・不倫相手と寝ていると聞こえるうめき声の正体…「恋の罪」
・赤ん坊が店に来ると怯えるコンビニ店長の狂気と真相…「妄想の罪」
・地上げ屋の男に告げられた死の予言…「運命の罪」
・殺人事件の片棒を担がされた女の枕元に立つ霊…「共犯の罪」
・窃盗の犯人とその心の内まで言い当てる声…「青い罪」
・隣でお昼寝する園児に悪魔の如き囁きを繰り返す子どもとその母の恐ろしき連話…「邪悪な罪」
他、糸柳寿昭が取材した醜くも美しい恐怖、62例の罪と怪!
感想
会話を文章にしている形が主だが、微妙に感じました
体験談を聞いた臨場感とかを出せるように、この形にしているのかなと思うが
上手く没入できなかった
友達の話を聞いてるような・・・印象というか
話を読んでてふ~んって思ってしまって、そこまでかなと思ってしまった
勿論全部のお話が、会話形式ではないのだがどことなく
物語のように感じるのがとても強い印象だ
意図的に、物語のように感じるように作られていると思うのだが
どうしても、生々しさというかリアリティが薄い印象受ける
がしかし、体験談を取材して集めるとこうなるのも当たり前なのかも
ひとそれぞれ話のまとめ方や伝え方も違う中で、体験者さんから伺い著者の方がまとめる際に色々構成を変えたり
肉付けしたり整理することで、文章にしどうしたら伝わるのかを考えて
文字に起こして本にまとめられているのかなと、改めて考えた
勿論この作品も、会話劇?になるように苦心されていると思うのだが
好みの違いといえるけど
タイトルの罪人録というタイトルで、おおきく振りかぶっているのに
読んでみると、ボケが弱いというように感じてしまった・・・
文章って読んでて難しいなと、改めて感じる
以上です
最後まで読んでありがとうございます
他にもおすすめの怪談本「怪事件奇聞録」著:吉田悠軌
「禍いの因果 現代奇譚集」著:川奈まり子もありますのでぜひー
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おしまい~~~~~
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