怪談本おすすめ「怪事件奇聞録」著:吉田悠軌を読了!!

怪談本

※アフィリエイト広告を利用しています

こんにちはこんばんは、えるです。

大分涼しくなって、秋の始まりを感じる今日このごろ

そんな涼しい夜のお供に、怪談本はいかがですかw

今日も読んだ怪談本の記事を書いていきます!

「怪事件奇聞録」著:吉田悠軌

説明

怪異体験と社会的事件――新たな切り口で迫る怖い話!

「この怪談を語るたび、必ず悪いことが起こるから」


初めて明かされる絶対禁忌の体験談
(収録話「話してはいけない話を話したこと」より)

・帰宅途中の道に現れるという黒いロングヘアの白い女。調査により明らかになる、とある事件との関係「S坂の怪」

・付き合っていた女性とその子供たち、一緒に暮らしはじめるが不穏なことが…「新しい家族」

・ラジオ番組を録音したはずが聞こえるのは阿鼻叫喚「カセットテープ」

・聞いた人ではなく話をした人に悪いことが起きると、頑なに口を閉ざす男

その話とは? 男の顛末は? 「話してはいけない話を話したこと」など


実際の事件や事故にまつわる怪異、そしてあくまでも個人が体験した一回性の怪異――誰かが体験して話し、誰かが聞くことで怪談が生まれる。その現場を目撃せよ!

Bitly

クレイジージャーニーでもおなじみの吉田さんの怪談本!

読みやすく、面白い

特に、最後のお話はとても興味深くていいですね


確か昔に、恐怖体験アンビリバボー?でも扱われた記憶があるとある島のお話


もしかしたら場所は、異なっているような気がするが


流刑や落人とかがで似たような伝承があるのは、他でも聞いたことがあるが


今回のお話は、島出身の方が話しているので、生々しさがあるのがいいです

本を読んで気に入ったお話

「題」S坂の怪
-あらすじ-
新宿にあるS坂はやけに狭く、昼でも日陰に沈んでほの暗い


一方通行の車道のすぐ両脇を、古い低層ビルと崖のように切り立った高い壁が挟んでいるからだ


喩えるなら、鎌倉の切り通しをコンクリートに変えたような景観とでも言おうか


そこは江戸時代・・・・

【感想
事実関係と考察が合わさっていてお話に厚みがあるのが読みごたえがある


めちゃくちゃ怖いというおはなしではないが、怪奇なことの原因を調べて


なにかに行き当たっているのが、読んでて楽しい

「題」オチは?
-あらすじ-
チカさんがまだ結婚していた頃


当時の亭主を送り出した後、家事をせわしなくこなしていると友人から電話が入った


年下の女ともだち、よく面倒を見ている子だ


朝早くからどうしたのだろうと、着信をうけたとたん、けたたましい悲鳴が轟いた・・・

感想】
題名の通り、オチが・・・っというところなのだが落ちがないから想像力を掻き立てて、結構こわい


お話を聞いた直後は、ふーんぐらいで済みそうだが、後々自分で考察したら恐怖が湧き上がってくる。


相手に何かあったのを想像させる・・・

「題」コツン
-あらすじ-
2010年代後半、宮城県でのこと
鍋田くんが住んでいた2つのアパートに纏わる話


ここでは最初に住んた方を「Aコーポ」、次を「Bガーデン」としておこう


「Aコーポは、大学生の時に住んでいました。全部で十室の小さいアパートです」

感想】
体験した当初ではなく、数年時間が経過した際にとある事実に気が付きとても恐怖する


イメージして読むと、夜寝る前に読みたくないような話だ


コツンという題名だからそんなに怖い話を想像しなかったから、意表を疲れるw

「題」スーパー林道
-あらすじ-
私の知人Uさんが、建設関係者から聞き及んだ話


数年前、関東のとあるスーパー林道が台風で崩落した


現在もなお復旧中となっている、そのエリアにまつわる体験談だという


建設会社の鈴木さんは県の土木課職員とともに、山深い峠道での作業を行っていた・・・

感想】
山の不思議なお話


山は結構いろいろな怖い話が、いろいろな怪談本に掲載されているが何かをめちゃくちゃにされるって言う話を、他でも目にした記憶がある


山は信仰の対象になったり、人からしたら恐怖の対象でもある場所だが

科学が進歩した現代でも、解明できない何かがいるのだと思わされる話だ

「題」タクシーでいわれたこと 1
-あらすじ-
「私、今から来る電車に飛び込んじゃおうかな」


すぐ横にいる友人にそう言われたときは、絶句するしかなかった


20年前、東京メトロという名称になったばかりの地下鉄千代田線、日比谷駅のホーム


ラジオDJのJUMIさんが、女友達とともに次の列車を待っていたときのことだ・・・

感想】
なんかキモチワルって思うお話


日比谷駅で、駆り立てられるような気持ちが湧くのも不思議だったが


タクシー運転手さんは、見える人だったのか
いきなりこんな話をされたら、引いてしまうなw

「題」古都の水底 文化住宅
-あらすじ-
吉田さん、お久しぶりです。

横森です


この度京都に来られるとのことで、案内したい場所があります


西院駅近く、俺の実家のすぐ近所です。昔、そこに殺人犯が潜伏していたのです・・・

感想】
事件が絡むいやなお話だった


でも、古都京都だから何が起こっても不思議ではないのではという印象もある


暗渠のような水が関わる所では、心霊現象が起こりやすいというのもよく聞くがこのお話でも関わりがありそうである・・・


しかし、霊として出てきた人はなんで出てきたのかよくわからない

文章がうまくて、読みやすくあっという間に読破できる

怪談と考察と事実確認された内容が詰め込まれて、好奇心を刺激される

怪談本初めて読む方や、クレイジージャーニーで知ったという方でも


あっさり読め楽しめる本だ


おすすめしたいお話が、他にもあるのだけれど手にとって読まれる方の


楽しみを奪うのも嫌なので、前半で気に入ったお話を紹介させてもらった

ただ怪談を聞いて怖いと思う楽しみ方だけではなく、考察して


こういうつながりがあったのか、こういうことが過去に起こったために起こるのではと
妄想するのも楽しいです

最後に記載されている、話すのも良くないお話はぜひ読んでほしいお話です

以上
最後まで読んでありがとうございます。

その他にも「変な家 著:雨穴」もおすすめです!

他にも、「闇塗怪談 消せない恐怖」著:営業のKがおすすめ!!

よかったら、感想等コメントで頂けると、更新する励みになります。

それでは~~~~~

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


コメント

タイトルとURLをコピーしました