こんにちはこんばんは、えるです
まだまだ暑い夏!!
画面の中だけど、雪国で起こる事件はどうでしょうか
はい。今日は
映画「ファーゴ/FARGO」を記事に!!
作品概要
映画題名:「ファーゴ/FARGO」
ジャンル:サスペンス、ブラックコメディ
初公開:1996年11月9日
制作:アメリカ
監督:ジョエル・コーエン
上映時間:98分
あらすじ
自動車ディーラーのジェリーが、借金返済のために軽い気持ちから、裕福な家庭で育った妻の偽装誘拐を工作し、義父からなんなく身代金をせしめようとした
誘拐を頼んだ大男と小男のコンビ。単なる偽装誘拐のはずが、運悪く死者3人を出す凶悪殺人事件に発展してしまう・・・
解説
コーエン兄弟によるブラックユーモアをちりばめた異色のクライムサスペンス
厚い雪に覆われるミネソタ州ファーゴ
多額の借金を抱える自動車ディーラーのジェリーは、妻ジーンを偽装誘拐して彼女の裕福な父親から身代金をだまし取ろうと企てる
ところが誘拐を請け負った2人の男が警官と目撃者を射殺してしまい、事件は思わぬ方向へ発展していく
アカデミー脚本賞、主演女優賞をはじめ、多数の映画賞を獲得した
主演
フランシス・マクドーマンド
役:マージ・ガンダーソン
ウィリアム・H・メイシー
役:ジェローム・ジェリー・ランディガード
スティーヴ・ブシェミ
役:カール・ショウォルター
ピーター・ストーメア
役:ゲア・グリムスラッド
淡々と進むが、結構あっという間に時間が過ぎていく
上演時間がちょうどよく、結構あっという間に時間が過ぎ去る
アマプラで、期限が迫ってきてたので見ました
前々からジャケットの画像が気になってたのと、結構有名な作品
memo
アカデミー賞:主演女優賞、脚本賞
カンヌ国際映画祭:監督賞
英国アカデミー賞:監督賞
などなどいろいろ受賞している
冒頭の始まりが有名で、この物語はフィクションではないという記載される
!!!!!????
え!ホントの話なのという、認識で映画が進んでいく・・・・
欲望に翻弄され事件を起こし、それに巻き込まれる普通の人々
そして、事件を解決するために動く普通の警察官
正直ジャンルにあるブラックコメディというのがどういうものなのかよくわかんw
調べると
ブラックジョーク(英語: black comedy)とは
倫理的に避けられるタブー(生死・犯罪・政治・社会問題など)についての風刺的な描写や、ネガティブな内容を含んだジョーク、コメディ、ユーモアを指す言葉である
描かれているトピックの中には、葬式、病気、人の死、貧困、政治、悲劇などが含まれる
なお、少数派が自身の属する社会を風刺することは許されるが、多数派が少数派を攻撃することは、差別、全体主義などと解釈されるケースが多いので、注意が必要である
なるほどな~~~ぁ~~
確かに、過激な内容を用いて、幸せとはというのを軸に進んでいる
古い映画なので、ネタバレありきで書いていきます!!
この映画は事件を軸に複数の登場人物に焦点を当て、それぞれが持つ欲望の果てにどうなっていくのかが描かれている
主に
①カーディーラー:ジェローム・“ジェリー”・ランディガード
②強盗犯:カール・ショウォルター
③警察官:マージ・ガンダーソン
を軸に話が進む群像劇だ
①カーディーラーのジェリーのお話
カーディーラーのジェリーは金に困っている
その場しのぎの口八丁で、ディーラーをこなしているジェリー
うだつが上がらない冴えない男だが、結婚した妻の義父がやりての実業家なのかかなりの資産家であった
そのため、コネを利用してディーラーとしてある程度の地位を任されている
そこで、ジェリーは妻を誘拐させて、多額の身代金を得ようと考える
ジェリーは自身のカーショップで車を調達し、依頼料として4万ドル払う約束をすることで
実行犯のカールに依頼する
そして、数日後誘拐が実行されるが、ここで予期せぬことに血が流れ悪い方向にどんどん進んでいくことになる
②強盗犯のカールのお話
カール(↑画像右)は、刑務所で知り合ったやつからの紹介で、カーディーラーのジェリーから誘拐依頼を受ける
誘拐実行用に新車の車と4万ドルで、依頼を受ける
カールは相棒として、ゲア・グリムスラッド(↑画像左)と共にいる
しかし、このゲアが寡黙で冷酷な男だった
誘拐を実行して、ジェリーの妻をなんとか誘拐するが、アジトに連れ帰る途中で警官に車のナンバーが着いていないことで、職質のため車を停止させられる
カールは、なんとか職質をやり過ごすつもりでいたが、切り抜けることが出来ずに相棒のゲアが警官を射殺する
しかも、死体を路肩に移動するカールの姿を、対向車から来たカップルの乗用車に見られてしまう
相棒のゲアは、目撃者のカップルを殺すため車で追走する
カップルは焦って事故を起こした所を、ゲアに射殺される
当初血を流さない計画が、崩れていく
③警察官:マージ・ガンダーソンのお話
警察署長のマージは、画家である夫と結婚していて現在子供を身ごもりながら仕事をこなしている
優しい夫の画家と、幸せな日々を過ごしていたある夜
3人の射殺体が発見された連絡が入る
現場に急行し、強盗犯は小柄な男と大柄な男の2つの足跡が現場にあることをみつける
2つの足跡が、よそ者であるとし周辺情報を集めて、犯人であるカールとゲアと首謀者であるジェリーを追い詰めていく
というのが、この映画のおおすじだ
①カーディーラー②強盗犯は強欲で、身の丈を超えた欲望を満たそうとするもの
③警察官は自身をありのまま受け止め、何気ない日常に幸せを感じているもの
記載した登場人物のほかに、ジェリーの妻の義父も事件に巻き込まれることになるが、個人的に、①②のジェリーやカールと同じように、金に対しての執着心が災いしてしまう
誘拐犯からの身代金の引き渡し場所に、自身の大切な金を渡す為に自ら赴いて巻き込まれることになる
また、③のマージにも日常に潜む罠が忍び寄る
大学時代の旧友が、連絡がありおしゃれをしてレストランであうことになる
旧友はわかりやすく、旧友のその先を目論んで来ているのがわかるが
マージはこれを当たり前のように、断るのだ
最近の映画とかだと、マージも不倫とかして全員落ちて行ったりしそうだ
あくまでもマージは今ある日常や夫を大切にして過ごしている
映画の最後事件が解決し、自室のベッドに入るマージを見るまで
誰かに感情移入して見ていたということはなかったので、お話は淡々と進んでいくように感じた
この最後のシーンまでみると、そういうことかーと思え良い映画だなーと思えた
強欲は身を滅ぼす
夢や目標を高いところに持っていくことは大切だが、積み重ねた結果手に入るもの
楽して手に入るものはない
今ある日常を受け入れ、大切にと言う感想を得れる映画というように思える
余談だが
ノンフィクションというのが冒頭に挿入されるが、実際はフィクションであるらしい
以上
最後まで読んでありがとうございます。
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それでは~~~~~
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