怪談本おすすめ「恐怖箱 油照 恐怖箱シリーズ 著:つくね乱蔵 鈴堂雲雀 寺川智人」を読んだので感想書いてみた

怪談本

こんにちは、こんばんわえるです。

怪談というと、何を思い浮かべますか??

夏の風物詩・100物語・世にも奇妙な物語・ほんとにあった怖い話・稲川淳二・「お気づきだろうか」という決め台詞とかありますね。

基本、夏に目にすることが多いですよね。最近だとyoutubeとか色々媒体があるので、そんなことないかもしれないですが。

怪談をお手軽に楽しめる怪談本もオススメです。本ならではの内容がまとめられていることや、話ごとに区切って読めるので、電車での暇つぶしとかにも結構向いています。

そんなか本日読み終わった本をご紹介いたします。

まだ怪談本を読んだことがない人もぜひ、手にとってもらえるようにご紹介できればと思います。さぁーいきましょうーー

恐怖箱 油照 恐怖箱シリーズ

恐怖箱 油照 恐怖箱シリーズ 著:つくね乱蔵 鈴堂雲雀 寺川智人

まず感想!!

面白いかったです!!浅い感想ですいませんw

私つくね乱蔵さんが好きで、Kindle Unlimitedに登録されているものは、全て読ませて頂いてます。

かなり怖い話があり、うわっ!まじかよ!って思いながら読んで、楽しんでいます。

本の中では

・あくつよしこ 著:つくね乱蔵

・おかあさま 著:つくね乱蔵

・飛ばす女 著:鈴堂雲雀

・一撃 著:つくね乱蔵

・俺の兄貴は世界一 著:寺川智人

がとても印象に残っています。

この「油照」という怪談本は、著者が三名集まって、それぞれのお話をまとめて一冊にしたものになります。怪談本では結構見かける形になります。

一人で一冊かいたもの、文章構成や書き方が一人のため、好みの作家さんが書いたものだと、1冊丸々書かれているので、楽しめること間違いなしだと思います。

しかし、この複数人でまとめて書かれているものだからこそ、と思えるものがあります。

それは、新しい作家と出会えるということに尽きるでしょう。

お気に入りの作家が、年に何十冊も本を出すことはありえないでしょう。その為、複数人お気に入りの作家がいれば、読む本に困らなくなる。新たな怖い話に出会う可能性も上がるので、複数人で書かれた本は、結構いい事尽くめでオススメです。勿論、う~んというときもありますが。う~んと言うときでも、好きな作家が一人でもいれば、いい話を読めるので、安心ですw

もう少し、ネタバレなしで、気に入ったものを紹介

・あくつよしこ 著:つくね乱蔵

とある家族で、葬儀を行った際に、記帳された名前を見直している際に、「あくつよしこ」という名前が平仮名で書かれていることに気づく。その名前に家族全員に確認すると、誰も見に覚えがない名前なのだが・・・・・・

・おかあさま 著:つくね乱蔵

警備会社で働いている。そこに、新人が入社してきた。自営業から転職してきた男だった。研修期間は真面目だったが、研修期間を終えると、男は豹変した。一言でいうと、使えないのだ。周りが叱っても治りもしない。なぜなのか・・・・・

・飛ばす女 著:鈴堂雲雀

あるバーでバーテンダーとして働いていると、ふと二人の女性客が話している声が聞こえてきた。その女性客の一人が話す内容が、私生霊を飛ばすことが出来ると話している。その内容というのが・・・・・

・一撃 著:つくね乱蔵

とある場所で、今年も灯籠流しがもようされ、参加することになる。その灯籠流しをしている際に・・・・

・俺の兄貴は世界一 著:寺川智人

俺の兄貴は世界一・・・・

読み終わってみて

ドラマとかと同じで、後半に行くにつれ、怖い話の度合いは徐々に右肩上がりになっていく。本の構成としては、オーソドックスというか当たり前だとは思う。本の後半になるにつれ、尻すぼみになっていったら、何なんだこの本となること間違いなしだww

その点この本は、終盤畳み掛けるように面白くなる。

怪談本というと、普通は、全て怖い話だと考えてしまいそうになりますが、怪談の中にも色々なジャンルがある。

・話を読み進めると、実際には霊が出るのではなく、生きている人が起こしている恐怖話

・人の優しさや、思いやり絆を感じるようなほっこりする話

・霊が出てくる、気持ち悪い、こわっと思う話

・明確なオチが無いが不思議な話

・忌み地とか呪われたものに関する話

など、色々なジャンルに分けることができる。                         ジャンル分けすることに、大した意味はないといえばないですが、参考までに記載しました。

私がおすすめしたものは、ほっこりする話/生きている人の話/霊がでてこわっと思う話に属するものになります。電車に乗りながら読んだり、寝る前にちょっと読んだりしてたのですが、思わずこわっと呟いたり、イイハナシダナーと思わず笑顔になったりできるいい内容でした。

怪談本は、それぞれの話数が独立して書かれていて、読みやすいので、ぜひ手にとってみてください!

以上です。

最後まで読んでありがとうございます。

著者:つくね乱蔵「絶厭怪談 深い闇のそこから」もおすすめ

その他にも「闇塗怪談 消せない恐怖」著:営業のKもおすすめ

よかったら、感想等コメントで頂けると、更新する励みになります。

それでは~~~~~

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