怪談本「実話怪談 虚ろ坂」を読んだので記事にしました

怪談本

今日も怪談本の記事を書いていきます!

ほんとに私怪談好きなんですね(笑)
週1冊ペースで読んでます

自分自身で霊を見たいとは思わないんです
だって霊が見えたら、怖いじゃないですか(笑)

夜更かしとかできなくなりますし、昼夜関係なく見えるともいいますから、見えないほうが良いですよね

あなたはどうですか??

そんなビビリな私だから、興味本位の好奇心で怪談話に触れる程度が丁度いいんだと思います。

本の内容

実話怪談 虚ろ坂  

著者:蛙坂須美 神沼三平太

著者の怪談作家の方々が実際に体験した人に、聞き集めたものになる。

実際にこの本に描かれているお話は、とても厭なお話が揃っています。
ここ最近読んだ怪談本の中でも、トップクラスに気持ち悪話が勢ぞろいです

最高です!!

怪談本が好きな人に、とてもオススメ!!!


文章の構成や言葉が読みやすく、少ない文字数で表現されていたりなど
読んでいて面白かったです

おすすめなお話

・不明
深夜。

都内某オフィスビル。

来るなくるな、頼むから今日はこないでくれ・・・・

・心霊写真のおじさん
高校三年生の夏休み最終日、ナナさんは友人たちと近所の公園で花火をした

そこでひとなつの記念にと撮った写真が、心霊写真だったのだという・・・・

・狐面
好美さんは中学生のころ、塾の帰り道で通り魔に遭遇したことがある

もっとも被害に遭ったのは好美さんではなく、彼女の数メートル先を歩いていた別の女性だった・・・

・ぐるぐる
昔の彼女が突然おかしくなったのだと、柴咲さんは打ち明けてくれた

深夜にメッセンジャーアプリでなにか変、こわい、顔が見えない、顔が回ってると、当時付き合っていた

瑠夏から不安になるようなメッセージが、矢継ぎ早に入ってきたので心配になって電話をかけた。

だが本人は出ずに留守番電話に切りかわってしまう・・・

・オニハラレイカさん
怪談好きのヒナコさんという女性は以前、飲み会の席で小耳に挟んだ怖い話が印象にのこり帰宅してすぐメモ帳に記録しておいたそうだ・・・・

・コンビニ
昭和の終わりの頃、コンビニが現在ほど店舗数も多くなかった時代の話

恵子さんの知人の三浦さんは、地方ではまだ珍しいコンビニを営んでいた

物珍しさもあったが応援したいという気持ちもあって、店舗には恵子さんだけではなく友人たちもよく遊びにいった・・・

・痛話
「入院していた時に、ひどかったんですよ」


山田さんは40代後半の男性だ

年末年始と癌の手術で入院していた。正月にも家に帰れない。不安な気持ちを抱えて過ごしていた・・・

・ぐりぐり
地元では悪いことばかりやってきたけど、今は更生しているからと笑う響木はもう30年以上前の話になるなぁなどと

目を細め、体験の細部を思い出しているようだった。

彼の前には烏龍茶の入ったグラスが置かれている

久しぶりに連絡を取る幼児があり、ついでになにか変な体験談はないかと水を向けるとそれならあって話そうぜと誘われたのだ。

とある港町のあまり人の入っていなそうなバーが、響木の指定した場所だった・・・

・おまえのゆうれいはこいつだ
お笑い芸人の相良くんからこんな話を聞いた

5年程前のある日
相良くんはJR総武線市川駅から電車にのり、新宿駅に向かった。
数日後に控えたライブの打ち合わせのためである。

「途中、確か平井駅で1人の女が乗り込んできたんです・・・・」

結構オススメの話を抜き出しましたが、まだおすすめしたい話ありますね
ぜひ実際に読んで確かめて見て下さい。

それぞれオススメの話で紹介したものの感想

・不明
1話目のお話ですが、文章での説明が最小限の構成になっているがめちゃくちゃこわい!!

実際に想像しながら読んだら、うわっーーってなりました

こんな目に遭ってしまったら、トラウマになりますね。

幽霊を見ないで済んで、よかった


・心霊写真のおじさん
登場したおじさんに自体が、本当に人だったのか霊かなにかなのか・・・
このおじさんには、なにか人に見えないものがみえているのか。


落ちがめちゃくちゃこわい。自身の身の回りでこのような話が実際に起っていたらおそろしいです

・狐面
どこかなにかのお話のような体験談
狐面を被った人は何だったのか。


狐面は、本来能楽や神楽で使われるもの。
稲荷神社では神様の使いとして祀られているように縁起の良いものとされていることが多い
また、狐面は五穀豊穣や商売繁盛、家内安全などの御利益があるとされています。


そうなると良いものだったと考えられそうですが、真実は闇の中ですね・・・

・ぐるぐる
女性に起こったことがホント不思議です
これほどの凶事が、なにも因縁もない人に起こっているのが恐ろしいですね


果たして本当に無差別だったんでしょうかね。これほどのちからがあるものが存在してるんでしょうかね。
果たしてそれは、なんだったのか・・・


・オニハラレイカさん
名前を知ると災が起こるって怪談は、都市伝説でもよくありますよね。


この名前になにか込められているのかなと思いますけど、名前だけでなにか発生すると発生条件が低いような気がしますね。


条件が難しいほど、起こる凶事のレベルも上がっていきそうだなと思いました

・コンビニ
土地に絡んだお話も、元をたどると人の思いが原因なんですね
家族を失った人の思いは、他人にはわからないほど重い


因果応報なお話ではありますが、思いが強すぎて呪いになって人を選ばずになっている


おそろしいお話です


・痛話
このお話めちゃくちゃ落ちが気持ち悪い
なんでこんなことになってしまったんだと思わずには、いられないです。


ぜひ読んで厭な気持ちになってみて下さい。


このお話を実際に聞いた著者は、どんな気持ちだったのかなと
本に書かず自分の胸の中に入れておくには、耐えられそうにない用に思います。

・ぐりぐり
心霊スポットに行った人の末路


よくある話ではあるが、かなり悲惨な結果


結果自体があまり聞いたこともない話で、気持ち悪かった
親族にも、影響が及んでいるのがめちゃくちゃおそろしい

・おまえのゆうれいはこいつだ
ただ電車に乗っていただけで遭遇することになった何者か・・・
わけわからないのに、身辺で不幸が起こるなんて桃鉄の貧乏神みたいでこわい


ただただ遭遇したくないなって願うばかりです

総括

ほんとめちゃくちゃ怖い話ばかりで、とてもオススメ出来る怪談本です
怖い話や厭な話満載で、とても楽しめました


この本を読んだ後だと、多少怖いぐらいだと物足りなく感じるくらいでした。このような厭な話を、人から直接聞いた著者さんはどういった気持ちなのか

災いが起こらないのか、色々質問してみたいです

1話だけでも、本に載るような話を聞いたら気持ち悪すぎてすぐ人に話してしまいそうです


そんな厭な話を何話も聞き溜めているなんて想像できないです。

今は呪具を集めているもの好きもいるぐらいですからね


実際に幽霊が見えるようになったり、不幸が起きそうな気がするんですけど本を書いているから、ご存命なのは確かですけど。


お祓いにいったりしてるんですかね。

怖い怪談本を求めている人でしたら、ぜひ一度読んでみて下さい

以上!!
最後まで読んでありがとうございます。

よかったら、感想等コメントで頂けると、更新する励みになります。
それでは~~~~~

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