こんにちはこんばんわ、えるです。
通勤時間って暇で、本をよく読んでいるんですが
今日は「実話奇譚 狂骨」を読んだので記事にしました。
もちろん怪談本
映像やyoutubeで怪談に触れるのとは別に、本で怪談を読むの良いです
結構好きなんですよね。
文章が上手い人だと、すごい想像しやすいもので読み応えがあるんです。
「実話奇譚 狂骨」著者:川奈まり子
「実話奇譚 狂骨」著者:川奈まり子
とても興味深い怖い怪談を、書かれている方です。
ほかの著書も既に、読んでいるのでとてもオススメ
今後記事にする予定ですので、お楽しみに
今回の著書も、とても興味深いものがあり楽しかった
とくに良かったのが
・恋慕の淵
七年前の夏、占い師の佐々木さんはとある女性客に惚れられた
当時Aは佐々木さんの店に熱心に通っていた。初来店は1年程前、それから次第に訪れる頻度を高めつつ来るたびに長居するようになっていた・・・
・太秦で憑けて、高野山で落とす
コロナ前の事でした。9月のシルバーウィークに、この家のみんなで京都の太秦と和歌山県の高野山を訪ねた・・・
・牛蒡の呪い
茨城県結城市の某家のご先祖は、平氏側の武士だったという
近年以降、ここの本家は田畑を耕してきた。現代においても農家として、様々な作物を育てている
しかしながら牛蒡だけは禁物で、この家の者がゴボウを育てれば必ずや祟られると信じられてきた・・・
・霊感症候群
桂さんが10年前から妻と住んでいる港区のヴィンテージマンションもそれで、日本庭園と井戸が往時の名残をとどめている
現代の都会の城と呼ぶにふさわしいシックで堅牢な美観を誇るこの建物での暮らしを、彼は気に入っていた・・・
感想含めて
著者の方の文章は、怖い話のみが記載されている形を取っていない。
怖い体験の裏にある原因やつながりも、合わせて記載されているのだ。
この原因やつながりがとても読み応えがあるし、怖い話の厚みを持たせていると思う。
怖い話を読むとほんとかな??って思ってしまうが、怖い話の背景にあるものがあることによってもしかしたらコレが原因なのか?と、考察されていることで説得力が生まれ好奇心を、刺激される。
単純に歴史的背景や事件など、いろいろ知れるのはたのしいですね
さておすすめした4つの感想を
・恋慕の淵
痴情のもつれというか男と女のお話だが、めちゃくちゃ怖い
このような体験したらトラウマになりそうな気がする
生霊など、怖い話には痴情のもつれがかなり多いが結構上位にはいる怖さがある。
・太秦で憑けて、高野山で落とす
心霊写真が京都の有名なところで、撮影されたのも驚いた。その写真の表現もうわっとなるようなものだった。
鎧武者とかありそうなものだが、着物の女性がうつるのもすごい。
なんでなんだろうと思うが京都は、凄惨な歴史があるので腑に落ちる
しかし、未だに映るんだなと思うのとともに、有名な高野山が霊的に良いところなんだなと改めて驚きました。
・牛蒡の呪い
太秦の話と通ずるが、戦国の世の思いが現代になにかを起こすのが驚愕する。
実際に自分の家がで禁止されているものがあったら、手を出さずにいれるのか疑問に思う
もうかなり時間が経っているし、大丈夫だろうと思ってしまうがやはりダメなんだなー
ホント不思議で、おもしろいお話でした。
・霊感症候群
臨死体験をした人が、霊的なスイッチがはいって見えるお話だがめちゃくちゃ納得行く理論だった。
実際に体験して目にした話を聞くと、霊っているんだなって思わせられる。
この先、科学が発展すれば解明されるのではと思えるので、ほんとに楽しいお話でした。
今回のご本も、とてもいいお話が多く面白かったです。
怖いだけではなく、事件の背景にも繋がるお話もあり色々表に出ない話もあるんだなと想像出来るものがありたのしいです。
狂骨と言うお話があるが、地元に根付く忌み地と言われるものがまた興味深いです。
ほかにも忌み地のようなお話が収録されているが、ほんとにこのようなものがあるとは思えないがお話を読むと実際に、存在するんだと思わせる
普通にいきているともしかしたら、このような土地に誤って住むことで体験してしまうんだ
過去その土地で何があったかなど軽く調べると、安心して暮らせるのだと思った。
以上
最後まで読んでありがとうございます。
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それでは~~~~~
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