怪談本おすすめ「怪談和尚の京都怪奇譚」著:三木大雲さんを読んでみた

怪談本

こんにちはこんばんわ、えるです。

宗教って堅苦しくて、文章も理解しづらいという印象がありよくわからないんですよね。


特別過去に学校で宗教を専攻してたりは、していないし、入信したいわけではないのですが。

日本だとお坊さん=仏教が1番身近かなと思うのですが、内容わからないです


お坊さんと話す機会もないですし


日本の風習も仏教が元になっていたりすることがあるが、色々理由があるはずだよなーと思っていたのですが。

なんと現職がお坊さんが書いた怪談本があるんです。

感想

「怪談和尚の京都怪奇譚」著者:三木大雲

著者の三木大雲さんは、今や有名で怪談和尚さんと呼ばれたりしています

怪談グランプリで優勝した過去もあり、濃い内容の怪談が多い


流石ですね。話し方も優しく語りかけるような口調で、聞いていて心地いいです。

文章もとても読みやすく、わかりやすいです。

この本もとてもおもしろく、怪談話のみではなく著者がご住職というで職業ならではの説法が書いてあります。


堅苦しい説明ではなく、わかりやすく噛み砕いてあるので、仏教について興味が持てました

動画配信されていないお話もあり、とても楽しめました

三木大雲さんの動画等で見聞きしたことはあるが、本を読んだことないという人にもとてもオススメです。

オススメの怪談

①葬儀
「お寺で、ある方のお通夜が行われました。
その席に亡くなられた方の、四歳になる息子がさんが来ていました・・・」

②お守り
「ご住職が、高校を卒業した年の夏のお話
天気も良かったので、1人バイクに乗ってツーリングに出かけました・・・」

③人肉の味
「終戦がちかづいた頃、その方がいた舞台では食べ物もなく、餓死する人も大勢おられたそうです。
それを見かねた将校が・・・・」

④土の中
「建てたばかりの家に、不思議なことが立て続けにおこる、という連絡を受け伺いました。


この家のご主人は、非科学的なことを語るのは、おかしいことだと思うのですが、科学では考えにくいことがおこっているんですという・・・・」

⑤見える人
彼は「みえてしまう」といいます
見えるとは幽霊がみえるということのようです。


ある日、彼は嬉しそうに「私に、もうじき彼女が出来るらしいんです」と言いました
「らしい」という人ごとのような表現に違和感を感じ、彼に訪ねました・・・

上記以外にも、おすすめしたい話がいっぱいあります。
全体的に怖い話や興味深い話、心温まる話が沢山あって読み応えがある本ですよ。

それぞれの感想も記載しました

①葬儀

このようなお話を聞くと、とても心が温まります。
本当に霊という存在はいるんだなと思わされますね。


なんでなくなった方みなではないのかなと、とても疑問が湧いてしまいます


亡くなった個人の徳次第になるんでしょうかね。
とても良いお話で、ほかにも心が温まるお話が収録されているので、読んで良かったと思えます。

②お守り

お守りの効力がものすごいのか、それともご住職自体についているのか。


お守りのおかげでというのは、聞いた事ありますが実際に守ってもらっている瞬間を他者が目にしているのがすごいです。


とても興味深いお話ですね。

③人肉の味

仏教のお話で、お釈迦様が鬼神母神がどうしても空腹を我慢出来ない時にとある果物をくれましたというお話も興味深いものでした。

こういうお話の解釈は、ご住職ならではでとてもおもしろかったです。
なかなかこういう内容をご本人の口から、聞くのは難しそうだなと

④土の中

古くからの伝統はやっぱり意味があるんだなと、改めて勉強になりますね。


どうして意味がきちんと伝わってない為、ふわっとしてしまいがちです
科学が発展して、非科学的なことが避けられてしまうけど、目に見えないものも大切。

⑤見える人

こんな話があるんですね。
うらやましいって思ってしまいました。


なんで霊がついたのかそもそもの理由が、存在しているのか疑問ですね。
運というか縁というか。すごい偶然だなと思います。

最後に

ほんとに幽霊という存在があり、人によっては見たり感じたりしているんだなと思えました。


①葬儀が本当にいいお話でした。


どの葬儀でも、このようなことが起こっていれば亡くなった人への気持ちの整理等で、苦しむ人は少なくなるのに


もし誰か身近な人がなくなった場合も、未来を頑張って生きようという気にさせてくれると思いました


電車のなかで読んでましたが、泣きそうになりました
幸せにその後の人生をいきていると、願わずにいられませんでした。

また説法のなかで印象に残ったのは


「過去の自分の行いが、今の自分の状況を創り、今の自分の行いが、未来の自分を形創る」といった意味のお経がとても心にのこります。


現在の自分は過去の行いによってあるというのが、当たり前なのですが忘れがちになる


未来を良くしたいなら、今の行いを正しく行きていくことを忘れないようしないと

このようなものが何個か書かれていて、ほんとに勉強になりほかの著書も読もうと思わせるとてもいい本でした。

以上

最後まで読んでありがとうございます。
よかったら、感想等コメントで頂けると、更新する励みになります。

それでは~~~

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


コメント

タイトルとURLをコピーしました